自律神経って薄毛に関係あるの?
ストレスや寝不足は自律神経に悪影響があります。
自律神経って何?
自律神経とは自分の意志とは無関係に自然に体の各機能を調整してくれる神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。
副交換神経は良く眠っている時、リラックスしている時に働きます。
この副交感神経が働いている時に栄養が全身に巡り、体を回復させます。
また2つの神経は同時には働きません。交感神経が働いている時は副交感神経は動いていない状態です。
「ストレスを強く感じている」
「疲れてヘトヘトだ」
「なかなか眠れない・睡眠不足になっている」
このような状態が続くと、髪の毛にも良くありません。
大切なことは、交感神経を休めて、なるべくリラックスした状態で副交換神経が働きやすいようにすることが
髪の毛の健康にも大事ですね。
①血行障害による脱毛
髪の毛の栄養分は血液で頭皮の下の毛細血管まで運ばれます。
自立神経バランスが崩れると、血行障害が起きてしまいます。
血行が悪くなるとなかなか体の末端の頭皮の毛細血管まで血液が行きにくくなってしまいます。
こうなると髪の毛に大事な栄養分が運ばれなくなり、最終的には脱毛・薄毛になってしまう場合があります。
②栄養不足による脱毛
良い睡眠ができていれば副交感神経が働き、栄養が全身にいきわたり体を回復させようとします。
睡眠不足では体はリラックスしていない状態で交感神経が働いています。
このため疲れが取れにくい状態になり体調を崩してしまうことになりやすいです。
食べ物から摂った栄養分はまず命に大事な心臓・脳のような部分に最初に使われてしまいます。
髪の毛は残念ですが無くなっても命には関係ないぶぶんです。
このため最初の段階で栄養分が頭皮にまで届きにくくなってしまい、脱毛の原因になります。
③ホルモンバランスの乱れによる脱毛
自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れてしまいます。
その為本来女性が少量ですが分泌する男性ホルモンの量が増えてしてしまい、
髪の毛を健康にして育てる女性ホルモンが減少することで1本1本の髪が痩せてコシやボリュームがなくなり
最終的に脱毛症状が現れてしまいます。